えりちゃんの精巣腫瘍を改善する

セキセイインコの精巣腫瘍を改善するのは至難の業です。手術をしたとしても、長生きは出来ません。もし、それが良性の腫瘍だったとしてもです。

手術をしなければ長生きは出来ます。それは餌による改善です。

精巣腫瘍が治ることはありませんが、少しでも改善して元気に生活をさせることは可能だと思ってます。

このセキセイインコは14歳まで生きてくれたオスですけど、晩年は精巣腫瘍になり闘病をしていました。

精巣腫瘍になったのは9歳の頃で、それから5年間も生きてくれたのです。

特別なことはしてません。餌の改善をしただけです。

僕は手術をすることに抵抗を感じてます。

犬や猫などの身体が大きな生き物ならば手術という手段で患部を切断することも考えるでしょう。

しかし、セキセイインコは本当に小さな生き物です。

例え名医が手術をしたとしても長生き出来るかは保証できないです。

そこで僕が考えたのが餌の改善です。この餌の改善もある獣医師と相談をして僕なりにアレンジを加えてやっていることです。

それでも、獣医師の考えを尊重して改善策を考えたので大丈夫だと思ってます。

と言っても安心して下さい。皆さんにはおすすめしません。

なぜなら獣医師や政府などが認めた改善策ではないからです。

精巣腫瘍の改善策とは

汚いものをお見せしてごめんなさいね。気分が悪くなった方はスルーして下さい。

この肥大した下腹部こそが精巣腫瘍です。

鼻孔といってセキセイインコの鼻の部分もオスなら青くなるはずなのに、メスのように茶褐色になります。

鼻の部分が茶褐色になってますね。この症状が出たら精巣腫瘍と言ってもいいです。ちなみに僕は獣医師じゃないのでこんな事を書くのはダメなんでしょうけどね。

僕も多くの獣医師や参考書を読み勉強をしてきました。だから、獣医師レベルの知識はあるつもりです。あくまでもつもりなので参考程度にしておいて下さいね。

改善策としては餌の改善を行います。ペレットばかり食べさせてる方は、そのままペレット食で大丈夫でしょう。

僕の場合は、ペレットじゃなくシード餌なので、ちょっと問題があります。

シード餌に含まれるカナリアシードが毒とまでは言いませんが悪影響を及ぼします。

なので、餌を入れる時はカナリアシードを外して与えます。

量も計量器で計って与えます。セキセイインコなら5gくらいが目安かと思います。

そして、食べれる砂が売ってます。それも与えます。

以前、京都の動物病院で言われました。鳥は歯がないので、胃袋に砂袋がありすり潰して消化してるそうです。

そのために砂は補充してあげないとダメですよとアドバイスを受けました。

こんな感じで、餌の改善をしていきます。すぐには改善はされません。

毎日少しずつやっていって改善をしていく感じです。

オヤツもオーツ麦くらいならいいのですが、あまり高カロリーの餌とかは与えない方がいいです。

もうひとつ大切なことを忘れてました。青菜です。セキセイインコに青菜を与えないと大変なことになるよと獣医師からアドバイスを受けたことがありました。

セキセイインコが食べれる青菜は、小松菜や豆苗などがあります。

小松菜に似てるほうれん草は与えてはいけません。毒性があるそうなので。

まとめ

セキセイインコの精巣腫瘍は大変な病気です。

もし発見したら、早期に動物病院へ行くことをおすすめします。

それで手術を迫られたら、断って下さい。僕の考えですが、手術をしても長くは生きれません。というか手術をすると短命になります。

それよりも餌の改善で頑張る方が希望が見えます。

餌の改善では、なるべくペレット食に切り替える。もしシード餌に慣れてしまったセキセイインコなら、シード餌に含まれるカナリアシードを取り除く。

餌を計量器で計って与える。目安は5gくらい。

同時にペレットを与えてもよい。ペレットの場合は計量しなくていい。沢山与えて下さい。

野菜も食べさせる。僕は小松菜を毎回与えてます。

こんな感じで餌の改善を行っていきます。すぐには改善されません根気強く毎日コツコツと頑張るのみです。

この方法で、9歳の時に発症したセキセイインコが14歳まで生きてくれました。

大丈夫、精巣腫瘍だからって長生き出来ます。