セキセイインコも仲間がいなくなると寂しがるのか?!

セキセイインコって無邪気で可愛いものです。どんな時でも天真爛漫に無邪気に元気良くしてるものですよね。

でも、いつも仲良くしてる仲間が亡くなり、突然にいなくなったら残された仲間たちは寂しがるのか。

最初の頃は、いなくなった仲間を探します。

いつも一緒に遊んでいた仲間なら尚更です。

でも、月日は残酷なもので、時間が経過していくと仲間のことも忘れてしまったのか探さなくなり、いつものように天真爛漫に元気に遊んでいますよ。

先日、えりちゃんが亡くなりました。その後、えりちゃんのお友達であるあきちゃんの様子が気になりました。上の写真のインコです。

セキセイインコって残酷な感じがします。いなくなった仲間をいつまでも気にせず忘れてしまったかのように、他の仲間と遊んでいました。

セキセイインコは仲間意識が強い生き物


セキセイインコは非常に仲間意識が強い鳥で、飼い主に対してもその特性を示すことがあります。

もし飼い主を仲間として認識した場合、セキセイインコは非常に懐きやすくなり、いわゆる「ベタ馴れ」状態に至ることが多いです。

この仲間意識の強さは、彼らが野生で生き抜くための重要な適応です。

セキセイインコはオーストラリアの乾燥地帯に生息しており、自然界では多くの仲間と群れを作って生活しています。

この集団行動は、捕食者である猛禽類、たとえば鷹や鷲などの脅威から身を守るための戦略です。

群れの中にいることで、個々の鳥は捕まりにくくなり、仲間同士で警戒し合うことができるため、危険が迫った際には素早く対応することができます。

そのため、セキセイインコにとって仲間意識は生存に直結する大切な本能であり、仲間との信頼関係を築くことが彼らにとって非常に重要です。

飼育下においてもこの本能は残っており、飼い主がセキセイインコにとっての「仲間」と認識されると、鳥は安心感を持つようになります。

飼い主とのコミュニケーションやスキンシップを通じて、さらに強い信頼関係を築くことができるのです。

このように、セキセイインコが強い仲間意識を持っている背景には、彼らの生存戦略と深く結びついた本能的な行動が存在しています。

セキセイインコを飼う際には、この仲間意識を理解し、鳥が安心できる環境を作り、信頼関係を築くことが重要です。

まとめ

セキセイインコは非常に仲間意識が強い生き物であり、飼い主を仲間と認識すれば強い信頼関係を築くことができます。

この仲間意識の強さは、彼らが野生で群れを作って生きることに由来しており、捕食者から身を守るための重要な生存戦略として発達しました。

群れの中で行動することで、セキセイインコは他の仲間と協力し合い、危険を回避する能力を高めています。

飼育下においても、この本能は失われることなく、飼い主との関係にも現れるのです。

しかし、仲間が突然いなくなるとセキセイインコはしばらくの間その仲間を探し、寂しさを感じているように見えます。

特に、常に一緒に遊んでいた仲間が亡くなると、その影響は顕著です。それでも、時間が経つにつれ、鳥は次第にその存在を忘れていき、再び元気に他の仲間と遊び始めます。

このような行動は、人間から見ると残酷に感じることもありますが、セキセイインコにとっては自然なものであり、彼らの生存本能に基づいています。

過去にこだわらず、前向きに生きるというこの姿勢は、野生での生活に適応するために必要なものであり、彼らの生命力を象徴しています。

セキセイインコを飼う際には、彼らの強い仲間意識を理解し、鳥が安心できる環境を提供することが大切です。

飼い主との信頼関係を築くためには、日々のスキンシップやコミュニケーションが欠かせません。

こうした行動を通じて、セキセイインコは安心し、長期的に健康で幸せな生活を送ることができるでしょう。